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昨日のヒストリアを見て、見事スルーされた義信(勝頼様ですら空気のスピード滅亡だった)でようやく背中をおされた気がするので、今日こそ義信ってか親子についてちょっと語ろうと思うのです。
そんなに長くならないとは思いますが先に落書き投下。義信義信。




先ず親子の確執についての前提として、御館様にとっては父の追放の事は多少なりとも頭のどこかにこびり付いていて、その事が義信の些細な態度で刺激になってしまっていたりしないだろうか…と思っている。
恐怖感というか危機感とか自らの不甲斐なさというか。
義信は義信でその父の態度には違和感くらいしかない。父の背中を追おうとは思わないし、その後を継ぐプレッシャーで潰れる事もない。けどそこからズルズル乖離していくのだと思う。
その中でふと抱いてる違和感からくる言動が、己の過去に見えて暗い思いを引きずり出してしまう御館様なわけだけれども、そんなことは義信が気付こう筈もない。義信にとっては一時期までは父=尊敬すべき相手であり国主で、祖父を追放したことに対して父が負い目を抱いているとは思っていないといい。それこそ契機が訪れるまでは。
勝頼様は逆で父に追いつかなきゃ、という意識はあって、でも出自が出自で認めてもらえなくて歯痒くて、義信死後ひねくれていくというマイ設定。
ただ、追いつかなきゃという意識が芽生えたのも出自がコンプレックスに化けるのも跡取りとしての道を示された後なので、義信幽閉前までは父の為にも兄の為にもなれる能力がほしいと思ってたとかそんな感じで。

多分うちの御館様はいい「父」ではないと思う。
「国主」としては頼れるし情の深い人だけど、子に対しては少し欠落している。勝頼様に対しても義信に対しても、子供達が愛されてると実感する事は少ないというか…欠落といっても情がないわけではないけれど、その表し方が下手なイメージ。
傍から見たら(勝頼様なんか特に)大事にされてる感があるんだけど、その目の奥には打算とかそういう後ろ向きなものも含まれていて、子供は敏感にそれを感じとってしまうというか。
小さい頃から兄弟比べられて父の愛情をいまいち実感出来なかったので、「父」が想像できなくて「国主」としての接し方が先立ってしまう。
なのに家臣らには別なのだからしょうもない。それもきっと「父」と「国主」の差であるんだろうけれども。
高坂あたりはそういう欠落した面も理解しつつ受け入れるだろうからマジしょうもない。家臣では間違いなく一番の理解者だし、そうあろうとしてる。
そういう弱い面も全部受け入れて尚共にいようとするのがうちの高坂です。一応。
寄り添うとは違うんだよなぁ。すぐ真横に立っていいと思っていないし。支えになるにも何だか違うと思っていそう。なので共に立ってるくらいの距離がちょうどいいかもしれない。あぁ駄目だこれ以上ぶちまけるのも日記のネタなくなっちゃうかも(笑)
てなわけで、今日は武田親子についてのみにしておこう。高坂やら信繁様についても言及したいんだけど、これ以上の長文て目が滑りますよねフヒヒ…えっもう既に滑ってますかそうですか。

なんだかこんな目の滑る長文の中更に拍手のお返事というのも申し訳ないので、また後日させていただきますね。毎度申し訳ないですぎゃぁぁぁん!
拍手のみの方もありがとうございます!

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